- 2026年6月22日
- 2026年6月8日
教えて!岩佐院長~もしもの時のアフターピルと、自分を守るための避妊について~

枚方市香里園町にあるイワサクリニック院長の岩佐です。
当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、当院でも相談が増えている「緊急避妊薬(アフターピル)」について、そして「望まない妊娠を避けるために今からできること」について、産婦人科医の視点からお話しします。
「どうしよう…」と一人で不安を抱え込んでいる方へ、まずは正しい知識をお届けします。
アフターピル Q&A
Q1. アフターピルはいつまで飲めばいいですか?
A. 性交渉後、できるだけ早く服用することが重要です。
種類によりますが、一般的に72時間(3日)以内、あるいは120時間(5日)以内の服用が推奨されています。時間が経過するほど避妊効果が低下するため、迷わず早めにご相談ください。
Q2. どんな仕組みで避妊するのですか?
A. アフターピルは高濃度のホルモン剤です。
排卵を遅らせたり、子宮内膜の変化を起こしたりすることで、受精卵の着床を防ぎます。
あくまで「緊急時」の手段であり、堕胎薬とは異なります。
※経口中絶薬についてはこちらをご覧ください
飲む中絶薬(経口中絶薬)「メフィーゴ®パック」のご案内 | ブログ 枚方市|産科・婦人科|不妊治療|イワサクリニック
Q3. 副作用はありますか?
A. 吐き気や頭痛、倦怠感が出ることがあります。
また、服用後に「消退出血」という生理のような出血が起こるのが一般的です。
服用から3週間経っても生理が来ない場合は、必ず受診してください。
Q4. どこで購入できますか?
A. 現在は、薬剤師による説明と確認を受けた上で、特定の薬局でも購入・服用が可能となっています。
ただし、薬局に行くのが不安な場合や、その後の継続的な避妊相談(低用量ピル等)を希望される場合は、ぜひ当院のような産婦人科を受診してください。
インターネット上の個人輸入薬などは健康被害のリスクがあるため、絶対に避けてください。
「望まない妊娠」をしないために
アフターピルは「緊急手段」であり、身体への負担もゼロではありません。
自分の心と体を守るために、以下のことを改めて意識してみてください。
- 「自分でも選べる」避妊を
男性任せの避妊ではなく、低用量ピルなど「女性側が主体となってコントロールできる避妊法」の選択肢を増やしましょう。低用量ピルは高い避妊効果だけでなく、月経困難症の改善やニキビの治療など、体調管理にも役立ちます。 - 「もしも」を想定した準備を
コンドームが破れる、外れるなどのトラブルは誰にでも起こり得ます。「まさか自分が」と思わず、信頼できるパートナーとの対話や、事前の避妊対策を日常的に行うことが、一番の安心につながります。 - 悩んだら、すぐにプロに相談を
一人で抱え込んで時間だけが過ぎてしまうのが最も危険です。「こんなことで受診してもいいのかな?」と迷う必要はありません。私たちはあなたの健康と未来を守るためにここにいます。
院長からのメッセージ
もし今、不安な状況にあるなら、どうか当院を頼ってください。
緊急避妊薬の処方はもちろん、その後の生活や避妊のご相談、生理不順や将来の妊活のことまで、私たちはいつでもあなたの味方です。
私たちは、皆さんが自分らしく、健やかな人生を歩めることを心から願っています。
当院の診療時間やアフターピルの受診予約については、ホームページの予約システムまたはお電話にてお問い合わせください。
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