- 2026年4月2日
【脇汗のお悩み】好きな服をあきらめないで。保険適用の塗り薬「エクロックゲル」のご紹介

こんにちは。院長の岩佐です。
当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
「お気に入りのブラウスに汗ジミができるのが怖い」
「緊張すると脇汗が止まらなくて、仕事に集中できない」
「グレーや淡い色の服を着てみたいけれど、結局いつも黒か白ばかり選んでしまう……」
そんな悩み、実は多くの女性が抱えています。
脇汗は決して「体質だから仕方ない」と我慢するものではありません。当院では、女性の皆さんがより心地よく毎日を過ごせるよう、保険適用の脇汗治療薬「エクロックゲル」を取り扱っています。
今回は、よくある質問をQ&A形式でまとめました。
Q1. エクロックゲルってどんなお薬ですか?
A. 1日1回、脇に塗るだけで汗の出口にフタをする「塗り薬」です。
日本で初めて「原発性腋窩多汗症(原因不明の脇の多汗症)」の治療薬として承認された、保険適用の外用薬です。汗腺にある「汗を出せ」という指令をブロックし、過剰な発汗を抑えます。サラッとしたゲル状で、使い心地が良いのが特徴です。
Q2. どんな症状なら「保険」で処方してもらえますか?
A. 「原発性腋窩(えきか)多汗症」と診断された場合に保険が適用されます
具体的には、以下のチェック項目に2つ以上当てはまる方が対象です。
□ 25歳以下で症状が始まった
□ 左右同じように脇汗をかく
□ 睡眠中は汗が止まっている
□ 週に1回以上、多汗の症状がある
□ 家族にも同じ悩みを持つ人がいる
□ 脇汗のせいで日常生活に支障が出ている
「服に汗ジミができるのが嫌で、好きな色の服が着られない」「人前で脇汗をかいていないか不安で集中できない」といったお悩みも、立派な「支障」に含まれます。
「これくらいで病院へ行ってもいいの?」と思わず、ぜひお気軽にご相談ください。
Q3. 忙しい朝でも使いやすいですか?
A. はい。専用のアリケーター(持ち手)を使って塗るため、手が汚れません
お風呂上がりの清潔な脇に塗るのがおすすめですが、お出かけ前のルーティンに取り入れる方も多いです。塗った後はすぐに乾くので、すぐにお洋服を着ていただけます。

Q4. 副作用や注意点はありますか?
A. まれに「口の渇き」や「目のかすみ」が出ることがあります
また、薬の成分が手についたまま目をこすると、一時的に瞳孔が開いて眩しく感じることがあります。塗った後はしっかり手を洗うようにしましょう。
※緑内障(閉塞隅角緑内障)をお持ちの方は、症状を悪化させる恐れがあるため使用できません。
Q5. 産前産後や授乳中でも使えますか?
A. 医師と相談の上、慎重に判断いたします
妊娠中や授乳中の方は、お体の状態に合わせて最適な治療法を一緒に考えますので、必ず診察時にお伝えください。ホルモンバランスの変化で汗の量が変わることもありますので、一人で悩まずにご相談くださいね。
Q6. 費用はどのくらいかかりますか?
A. 3割負担の方で、お薬代は1本1,500円〜2,000円前後です
これに加えて診察料や処方箋料がかかります。1本で約2週間〜1ヶ月程度使用可能です。
岩佐院長からのメッセージ
産婦人科は、女性のトータルケアをサポートする場所です。「脇汗の相談だけで受診するのは恥ずかしい」と感じる必要はありません。
汗の悩みが解消されるだけで、ファッションが楽しくなったり、自分に自信が持てたりと、毎日の景色がパッと明るくなるはずです。検診や他の症状での受診のついででも構いません。「脇汗の薬について聞きたい」と、スタッフまでお声がけください。
