• 2025年9月10日
  • 2025年9月12日

妊活や健康増進に役立つ?骨盤底筋と子宮の血流の関係

骨盤底筋を鍛えると子宮の血流が良くなる?

女性の健康を支える「骨盤底筋群」。尿もれ予防や出産後の体の回復に役立つことで知られていますが、最近の研究で「子宮への血流」にも影響を与える可能性があることが明らかになりました。

研究の内容

20~45歳の健康な女性を対象に、骨盤底筋を意識してキュッと収縮させたときの子宮動脈の血流を、超音波で測定しました。すると、収縮の最中に血液の平均流速が有意に上がることが確認されました。つまり、骨盤底筋を動かすことで一時的に子宮の血流が改善される可能性が示されたのです。

力の強さより「使うこと」が大事

興味深いのは、骨盤底筋の持ち上がりの大きさ(挙上率)と血流の変化には関連がなかった点です。筋力が強いかどうかではなく、「収縮する動き」そのものが血流改善に関わっていると考えられます。

今後の期待

骨盤底筋トレーニングは、尿もれ対策や姿勢改善だけでなく、子宮や骨盤内の血流を整える可能性があります。今後は妊活や婦人科疾患の予防、女性の健康増進など幅広い分野での応用が期待されます。

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